2004.10.30.sat
久多キャンプ場(京都市左京区久多川合町)
open 18:30 / start 20:00 - 10:00 (31.sun)  
adv/door 4000yen (Limited 250)

KENSEI / www.djkensei.com

陽は東の地平より昇り、西の地平に沈んで行く。やがて陽はまた東の地平より昇り新たな1日が始まる。その長きに渡るDJライフの歴史はそのまま自己への挑戦の歴史でもある。その一貫した、力強くしなやかな精神から生み出さる数々の音楽表現は様々な地域、世代に点在する快活な精神に支えられていると同時にそれらを有機的に繋げることに貢献している。盟友DJ HIRAGURIとのコントラストが生む相乗効果"OUTERLIMITS Inc."、オルガン奏者KANKAWAとJAZZという大潮流に迫る"nude JAZZ"、GoRo, Kaoru, Kondoとともに大自然の息吹きを表現する"Final Drop"、ヒップ・ホップ・カルチャーのオリジネーター=THE RAMM:ELL:ZEEとの武装行進、DJ QUIETSTORMとのフリースタイル・セッションなどその活動は多岐に渡る。



井上薫 / www.seedsandground.com

DJ活動と平行して'94年よりchari chari名義で音楽制作を本格的にスタート。UKのPUSSYFOOTレーベルのコンピレーションへの楽曲提供などを経てリリースされたchari chariとしての2枚のアルバム「spring to summer」(1999/File)、「in time」(2002/Toy's Factory)は日本のみならず世界でも高い評価を得た。「in time」からカットされた「Aurora」は世界中の様々なミックスCDやコンピレーションに収録され、もはやクラシックスに。'03年、日本が誇るインディペンデントレーベル"CRUE-L"内に、自身のレーベル"SEEDS AND GROUND"を立ち上げ、「Aurora」制作時のパートナーであるDSKとギターインストユニット"AURORA"を結成、Joao Gilbertoのトリビュートアルバム「Felicidade」(EMI)や、コンピレーション「Hotel Sunset」(SONY)等に楽曲を提供。そして待望のデビューアルバム「FLARE」が9/3にリリースされた。DJとしては現在レギュラー・パーティ「groundrhythm」@AIR、「FLOATRIBE」@UNITを中心に広範囲で活動中。



GoRo

ストリートが生んだリアル・ミュージシャン。二つの音を出すモンゴルの歌唱法、ホーミー。オーストラリアの先住民アボリジーニの楽器、ディジュリドゥ-。アフリカのカリンバ(指ピアノ)や、オリジナルデザインの太鼓に口琴など、それらほとんどが自作の楽器で、数種類の楽器を同時に演奏するという、他に類を見ない独自のスタイルを確立する。 和太鼓パーカッションユニットGOCOOやOrgan Languageへの参加、井上薫、KeNsEi、ボアダムズ4HEROとの共演の他、UAなど有名ミュージシャンをはじめ、老若男女、世代を超えて支持されている。



Kentaro Iwaki (Dub Archanoid Trim)

Dub Archanoid Trim名義で 「Dub Archanoid」(File)、「Grott」(Life Line)の2枚のアルバムをリリース。特に国内外問わずのDJからプレイリスト、チャート、コンピに収録された「Atoms in Drum」(File)と、N.Y.老舗ルーツレゲエレーベルWackiesよりRas Takashi、ShalomをFeat.した 「Children」(Life Line)はアンダーグラウンドヒットに。2003年には別名義BlowmanをセレクトショップNo.44よりリリース。2004年には、伊IRMA音源のみで初のオフィシャルMIX CD「Dubmosphere Mix」をリリース。また、Larry Heardや Stockholm cyclo、JamesNylon、Sly mongoose、 UnitedPeaceVoices等国内外ジャンル問わず様々なアーティストのRemixもこなしワールドワイドに実績を積んでいる。DJとしても井上薫と共同主催の「Floatribe」、DJ Kent(Force of Nature)との「Deepereal」、川辺ヒロシ (T.N.S.S.)との「Dubmosphere」、横浜Bodegaでの「Marginal Dub」を軸に各所でプレイしている。また、レコードショップSTYLUSのバイヤーや、グラフィックデザイナーとしての顔もある次世代クリエーターの一人。



KOSS a.k.a KUNIYUKI

札幌を拠点に2000年、Dego (4 Hero)が主宰する、2000Blackからリリースされたコンピレーション「The Good Good」にKuni名義で唯一日本人として楽曲を提供。また2001年のAnanda ProjectのRemixアルバムでの「Cascade Of Color」のRemix、そしてLIFELINErecordsよりKUNI名義で「Kids Breath/birds」をリリース。2002年には、自身のホームタウンであり、Deep Houseの聖地でもある 札幌の名クラブをトリビュー
トした楽曲「Precious Hall」をJoe Claussellが主宰するSpritual Life傘下のNaturalResourceからリリース。また、2001年からはsound of speedよりKoss名義でアルバムを制作。「ring」には約40分にも及ぶダウンビートの楽曲や実験的な音をリリースする。同年、2002年にはkoss名義でsound of speedより「Live ring」がリリースされ、今年2003年にはKuniyuki名義でNXSの「Sleepers」をREMIX。この曲はUKではIAN'O'BRIANの「Soul of Science3」に参加。同年、寺山修司のトリビュートCD「innovation」にkuniyuki名義で参加。また、ヨーロッパや日本各地でのライブ、DJ活動もこなすなど、マルチな才能を多方面で発揮している。



SOFT

1993年、京都にて結成。ライブ・ハウスだけにとどまらずクラブや野外パーティーなど多岐にわたるライブ活動を展開し、様々なジャンルのアーティストとの共演によりフリースタイルなバンドへと変化し続けている。「Shamanic Waveform」(1997/inoxia)、「SUN BOX」(1999/comma)、「Bonjour Bonshanfarm」、「ArtFamerRemixes」(2000/comma)、「otodama」(2001/comma)といった作品をリリース。2004年4月には初の海外ツアーとなるアメリカ西海岸ツアーを行ない、9月に2年9ヶ月ぶりの新作「He looks daughter, I eat chicken!?」をリリースしたのに伴い全国ツアーを敢行した。現在のメンバーはSHIMIZU (G)、UKON (B)、PON2 (Dr)、PRETTY (Per)、SAB (Moog)。 



OKIHIDE (CX AUDIO IE)

1993年、山本アキヲとTANZMUZIKを結成、田中フミヤのとれまから12インチシングルをリリース。その後イギリスのライジング・ハイと契約、1994〜96年にかけて2枚の12インチシングルと1枚のアルバムを発表、その後ソロ活動としての作品制作やLive活動を始める。Okihide名義ではSublime Recordsから「Akio/Okihide-"Scraches"」、コンピレーション「Sublime The Adolescence」、Syzygyから「A Boy InPicca Season」を発表し、一方地元京都の友人夫婦とのユニット、「Bambi Synapse」の活動も行い2枚のアルバム「Weather Forecast」「Life」を彼等の運営するGreen Recordsから発表している。また、1998年にTanzmuzikの2ndアルバム「Version CitieHi-Lights」をSublime Recordsよりワールド・ワイド・リリース。1999年より、過去のソロLive作品を自身でリミックスするというコンセプトのシリーズ「CX AUDIO IE」を開始、このシリーズのシングル「01」「02」「03」、アルバム「Alpha 000-011」はテクノ、ハウス、ジャズなど、より幅広いリスナー層から高い評価を受けている。またRei Harakamiの「レッドカーブの思い出」では「again」のRemixも担当。



SAKKAKU / www.sakkaku.net

空間ビジュアルアーティスト集団として2002年に結成。多数の円形スクリーンと複合的なプロジェクションによる視覚効果的な空間映像インスタレーションで国内外で数々のアートイベント、パーティ、ライブなど勢力的に活動。2002年8月「the big chill(イギリス)」、2003年1月「The cutting edge ofjapanese underground(オーストリア)」、2003年11月「JAPAN NIGHT(クロアチア)」、「The cutting edge of japanese underground2(オーストリア)」などヨーロッパでのパーティにも参加。そして、今年8月からはSAKKAKUのVJユニット「GENKAKU」も始動し様々なパーティーに精力的に参加。